スピーチやプレゼンにおける自己紹介に苦手意識がある方は、
自己紹介専用のセリフのパターンを用意するという対策を打つのがおすすめです。
これは自分自身(あなた)について話すための、完全にオリジナルのパターンです。
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これからそのパターンを作る方法を紹介しますが、先にポイントだけ言うと、
自己紹介のパターンをつくるときは、自分(あなた)にとって最も自然で、しっくりくる言葉や表現を使うことを意識して下さい。
自然でしっくりくる表現であれば、いつでも使うことができるからです。
あまりしっくりこない表現や言い回しが入っていると、使いにくくなります。
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自己紹介で使いやすい要素を見つけるには、あなたが「長期間続けていること」を考えるのがおすすめです。
以下に、簡易のワークを用意したので、ぜひ取り組んでみてください。
◆質問
あなたが人生で最も長く続けていることは、何ですか?
あなたが現在取り組んでいて、これからも長く続けていきたいことは何ですか?
ここでは過去から現在にかけて、あなたが最も長く続けていることを考えてください。
そして、これから長く続けたいと思えるものも、書き出してみて下さい。
長期的なスパンで取り組んでいることが何かを特定することは、あなたという存在を深く理解するために、とても重要です。
なぜなら、あなたが普段「実際に、どんな行動を起こしているか」という行動の具体的な内容こそ、あなたの本質だと言えるからです。
このワークの答えは、あなたの趣味でも、仕事でも何でも構いません。
頭に思い浮かんだ答えは、すべて書き出すようにして下さい。
幾つか答えを書き出せたら、次の例文を参考にしながら、自己紹介用のパターンを作成してみましょう。
◆自己紹介用の例文パターン
■ライフワークとして、_______に取り組んでいます。
■n年からm年間ずっと、_______に携わってきました。
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参考までに、私が実際に使用しているパターンをご紹介します。
※一度に全部使う訳ではなく、状況に応じてどれかを選んで話します。
・私は、抽象概念の専門家です。
・2011年から約13年ほど、哲学の研究を続けてきました。
・私の主な研究テーマとして、思い込みや認知バイアスがあります。
・ライフワークとして、概念の研究・開発と普及活動に取り組んでいます。
・こんにちは、馬淵です。私はふだん哲学の講師として活動しています。
このように固定のパターンを用意すると、自己紹介の苦手意識をなくしやすくなると思います。
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自己紹介の苦手さを払拭するにはは、色々なアプローチが考えられますが、
今回は話し方のパターンを用意する方法をご紹介しました。
ぜひあなたの専用のパターンを考えてみて下さい。
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