【重要】あなたは何の専門家ですか?

自己理解を深める

突然ですが、あなたはプレゼンにおける自分の専門分野を決めていますか?

 

プレゼンを上達するためには、独自の専門テーマを決定することがとても重要です。

 

「人前でうまく話せない」「自信をもって話せない」という悩みには、心理的、技術的な問題も含まれるのですが、

 

実は、より根本的には、

 

「自分は何の専門家なのか?」

 

この問いへの答えが、プレゼンター(あなた)の中でまだ見つかっていないことに起因するケースが非常に多いです。

 

裏返せば、あなたのアイデンティティーやミッションが明確になり、

 

「私は、〇〇の専門家だ」

 

と自信をもって答えられるようになると、プレゼン力が依然と比べて格段に向上します。

 

というのは、私たち話し手は、自分が最もよく知る分野、得意なテーマにコミットすることで、プレゼンをスムーズに進めるためやすくなるからです。

 

これは学生の方、サラリーマンの方、自営業の方、主婦(夫)の方、ビジネスマンや経営者の方、アカデミックな研究者の方、哲学や芸術系の活動に携わる方など、すべての方に当て嵌まります。

 

プレゼンターにとって、専門分野・テーマが明確になっているということは、次のことを意味します。

 

———————————————–

プレゼンで使う専門知識が明確になっている

自分はどの分野で問題(聞き手の悩み、課題)の

解決をサポートできるか明確になっている

聞き手に伝えたいメッセージが明確になっている

聞き手のニーズをしっかり把握できている

聞き手に何を提供できるか明確になっている

など

———————————————–

 

専門テーマを決定し、その分野にコミットして語彙のインプット&アウトプットの練習を繰り返すことによって、効率的にプレゼン力を高めることができます。

 

あなたにとっての独自の専門性を特定するには、ワークに取り組むことが必要です。

 

そのため、今日は「専門分野・テーマ」を特定する方法をご紹介します。

 

具体的なワークをいくつかご紹介するので、紙とペンを用意して一緒に取り組んでみてください。

 

 

・・・

 

専門テーマを明確にする4つのワーク

 

それでは、早速ですが、あなたの専門領域を明確にしていきましょう。

 

今回は、以下の計4個の質問について考えていきます。

 

質問1.自分が純粋に好きな・関心がある分野・行動は何だろう?

 

質問2.これまで学び続けてきたこと、これから学び続けたい分野・テーマは何だろう?

 

質問3.自分が他人や社会に提供できる知識・情報、考え方、問題の解決策&アプローチは何だろう?

 

質問4.自分は何の専門家だろう?

 

 

・・・

 

◆質問1.「自分が純粋に好きな・関心がある分野・行動は何だろう?」

 

まず最初に、あなたが純粋に好きな分野や行動を探していきます。

 

ノートに以下のように十字の線を引いてください。
縦軸には分野(ジャンル)、横軸には行動(アクション)と書き込んで下さい。

 

 

このとき、できる限り多くのキーワードを書き出していきます。

 

キーワードが多ければ多いほど、自己理解を深めるうえで判断材料が増えます。

 

〇より好きな分野&よりずっと関わり続けたい分野➡より上側へ

〇より好きな行動&自然と続けられる行動➡より右側へ

✕好きではない分野&関わりたくない分野➡より下側へ

✕好きではない行動&やりたくない行動➡より左側へ

 

このとき同時に「嫌いな分野/行動」もリストアップしてみて下さい。

「嫌いな分野/行動」を明確にするのは、あなたにとって意義や価値を感じられる分野/行動を見つけるうえで、データとして役立つためです。

 

過去から現在を振り返ってみて、

 

あなたが興味・関心を持ち続けている分野(ジャンル)は何でしょうか?

また、あなたが自然と続けられる行動(アクション)は何でしょうか?

 

好きな分野・行動/嫌いな分野・行動という言葉では見つかりにくかったり、しっくりこない場合があります。

 

この場合は、あなたがこれまでに無意識にずっと関わり続けている分野・テーマを探してみて下さい。

 

長期的なスパンで携わりたい分野・テーマを考えることが、最大のポイントです。

 

・・・

 

このワークの答えは、学問の分野、趣味・娯楽、職業的なジャンル、哲学や芸術など、なんでもOKです。

 

数学、語学、SNS、コミュニケーション、子育て、筋トレ、美容、ファッション、登山、マーケティングetc…

 

・・・

 

次に、学びという視点から、あなたの専門テーマを考えていきましょう。

 

質問2.これまで学び続けてきたこと、これから学び続けたい分野・テーマは何だろう?

 

これは時間軸上(過去と未来)であなたにとって重要な「学び」が何かを考えるワークです。

 

あなたがこれまで学んできた分野・テーマは何でしょうか?

あなたがこれからも学び続けたい分野・テーマは何でしょうか?

 

専門家としてのプレゼンを上達するには、文字通り専門知識(Specialized knowledge)が不可欠になります。

 

そのため、心から「学び続けたい」「マスターしたい」と思える分野・テーマを特定すると、継続的にインプットを続けられるため、結果としてプレゼン能力を高めやすくなります。

 

このワークの答えは、質問1のワークと重なる可能性が高いため、その点も意識してみて下さい。

 

・・・

 

質問3.自分が他人や社会に提供できる知識・情報、考え方、問題の解決策&アプローチは何だろう?

 

これは話し手のあなた(プレゼンター側)は聞き手に何を提供できるのかを考えるワークです。

 

このワークは、次のような質問で取り組むのもおすすめです。

 

あなたが持っている最も強い問題意識は何でしょうか?

 

あなたが、他者の問題(悩み・課題)の解決をサポートしたいと思える分野・テーマは何でしょう?

 

あなたが他人や社会に提供できるのは、どんなアイディアやアプローチでしょう?

 

あなたは、どんなテーマで他者の問題解決に関わりたいでしょうか?

 

あなたは、どんな分野・テーマの問題の解決策を持っているでしょうか?

 

後ほど少しご紹介する通り、プレゼンは、他人や社会が抱える問題の解決をサポートする活動でもあります。

 

そのため、あなたにとって独自の専門領域が見つかると、それは同時に、

 

あなたが最も強力な問題解決の知識・考え方・アイディア・アプローチを提供できる分野でもあるため、

 

自信と確信をもってプレゼンを行うことができるようになります。

 

・・・

 

質問4.自分は何の専門家だろう?

 

ここまでのワークに取り組めたら、最後に文章を作成していきます。

 

紙の上に、このような文章を書き、当て嵌まるキーワードを考えてみて下さい。

 

「私は、〇〇の専門家だ」

 

キーワードを洗い出すとき、質問1~3のワークで出た答えを参考にしてみて下さい。

 

キーワード群の中から、特にあなたにとって最もしっくりくる表現を見つけられるとベストです。

 

文章を作成できたら、実際に声に出して読み上げてみてください。

 

そして、あなたにとって

 

「確かに、自分は〇〇の専門家だ」

「私は、〇〇の専門家になりたい」

 

このような実感や確信を得られたら、ワーク終了になります。

 

・・・

 

補足;なぜ、専門テーマは重要なのか?

 

なぜ、プレゼンを行う上で、専門テーマを特定することが重要なのでしょうか。

 

これには、明確な理由があります。

 

実は、人前で話すこと(スピーチ、プレゼン)は、問題解決と深い関係にあります。

 

問題解決とは、他人や社会が抱える悩みや課題を解決すること。

 

「問題解決」(英:Problem solving)は、様々な分野(哲学、心理学、神経科学、認知科学など)で盛んに研究が行われている重要なテーマです。

 

プレゼンとは、問題解決なのです。

 

話し手(プレゼンター側)は、プレゼンを通じて、聞き手が抱える何らかの悩み・課題を解決するサポートを行うことができます。

 

以下の図をご覧ください。

 

青色・赤色の二つの楕円があります。

 

 

左の青色の楕円は、自分極といい、話し手側(プレゼンター)を表現しています。

右の赤色の楕円は、他人極(社会極)といい、聞き手側(オーディエンス)を表現しています。

 

右の赤色の楕円、つまり他人や社会は、何らかの悩みや課題など問題を抱えていて、それを解決したいと思っています。

 

左の青色の楕円、つまりあなたは、他人や社会が抱える問題を解決する力を持っています。

 

あなたはプレゼンを通じて、聞き手のニーズを埋めることが可能です。

 

最も重要なのは、プレゼンを実践するうえで、

 

話し手(あなた)は、専門テーマにおいてこそ、最も強力に他者の問題解決をサポートすることができる

 

ということです。

 

だからこそ、専門領域・テーマを特定することは、何より大事になります。

 

・・・

 

プレゼンでは、多くのケースで、自分が提供できる問題解決の方法を提示します。

 

自分が最も強力な問題解決のアプローチを持っているのが、この専門領域・テーマです。

 

だからこそ、自分の専門性は何かを考えることは極めて重要なのです。

 

 

Q&A

 

質問:専門テーマには、例えば、どんなものがありますか?

 

答え

 

例えば、あなたがお花屋さんだったとします。

 

または花が大好きで、お花の知識を活かして起業したいと考えていたとします。

 

あなたは、プレゼントとしての花の選び方、綺麗な花の育て方、水のやり方、花言葉、インテリアとしてお洒落に花を飾る方法、などについて、詳しいかもしれません。

 

そうすると、

 

「お花をパートナーにプレゼントしたい」

「部屋に可愛らしい花を飾りたい」

「自宅の庭で花を育てたい」

 

このようなニーズを持つ聞き手に、プレゼンを通じて悩みの解決をサポートすることができます。

 

これは、あなたにとってプレゼンで使える専門テーマと言えます。

 

また例えば、あなたが日本文学の研究をしていて、源氏物語に関する新説を打ち出しているとしましょう。

 

学会の中で意見が分かれている問題について、新しい仮説によって、それを証明したいと思っているとします。

 

もしこのテーマについて発表を行ったら、これは一種の問題解決であり、社会に存在する問題を解決するプレゼンである、ということですね。

 

また心理学に精通していて、心の状態を改善する方法を人に伝えられるなら、それはあなたの専門テーマとして考えられます。

 

このように、様々なテーマが専門テーマになり得ます。

 

最後に

 

今回のワークは、あなたの独自の専門テーマを明確にするうえで効果的なのですが、

 

一人でワークを進めるのは難しいと感じることもあると思います。

 

私のプレゼン講座&個別コンサルでは、あなたの独自の専門性をヒアリングしたうえで、どんな風にスピーチやプレゼンを行えばよいかをご提案します。

 

専門テーマが明確になれば、ほんの数ヶ月で驚くほど話す力を高めることができます。

 

ご興味ある方は、ぜひ私の講座&個別コンサルの受講をご検討ください!

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