プレゼンでセリフが飛んでしまう悩みを解決する方法

話し方の型

 

今回は、プレゼンでセリフが飛んでしまう問題を解決する方法をご紹介します。

 

※この記事は、一部追記・修正中です。

 

以前、私はよくこの問題に悩まされていました。

 

話をしている途中で、突然

 

「言葉が全然出てこない…」

「あれ、いま何を話してたっけ…」

 

このような状態になることが多くありました。

 

ただ、これからお話しする仕組みが分かってからは、殆どこの現象は起こらなくなりました。

 

特に、この記事では人前で話すときにセリフが飛んでしまう本当の理由をお伝えするので、ぜひお読みいただけたらと思います。

 

音声の方が分かりやすいかもしれません。↓↓

 

【音声解説】プレゼンでセリフが飛んでしまう悩みを解決する方法!

 

・・・

 

セリフが飛ぶ悩みへの2つのアプローチ

 

セリフが飛んでしまう問題に対するアプローチは、大きく分けて2つ考えられます。

 

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心理的なアプローチ
レキシコンへのアプローチ

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心理的なアプローチは、不安・緊張・焦りなどのネガティヴな感情や状態に対して、改善を目指すものです。

 

レキシコンへのアプローチは、言語化のメカニズムに着目した考え方で、話す力を高めることと直結した方法です。

 

※レキシコンという用語については、後述します

 

この2つのアプローチは、「セリフが飛んでしまう」「言葉が出てこなくなる」という悩みを解決するうえで、どちらも重要になります。

 

・・・

 

①心理的なアプローチ

 

人前で話すときなどのシーンでは、不安・焦り・緊張などのように心理的にネガティヴな状態になることがあります。

 

頭が真っ白になるなどの状態もそうですね。

 

心理的なアプローチとは、主にこうした状態を緩和する方法を指しています。

 

私は個人的に、心の状態をよくしたい方には、認知的なスキルを磨くことを強くおすすめしています。

 

これは、こんな風に紙とペンを用意してワークに取り組むタイプのものがメインになります。

 

 

この方法は、スピーチやプレゼンだけでなく、コミュニケーション全般に非常に有効で、再現性があり、また効果が持続的なものと言えるからです。

 

認知の変え方はスキルなので、一度身につければ一人で何度でも取り組むことができます。

 

こちらも重要なのですが、別のページで扱うので、今回は割愛させて下さい。

 

こうした心理的なアプローチについては、私が開催するイベントのなかでも、かなり詳細に扱っています。

 

ご興味ある方は、ぜひ詳細やスケジュールをチェックしてみて下さい。

講座・勉強会のスケジュール

 

ここでは、次の②のポイントについてメインで扱いたいと思います。

 

・・・

 

②レキシコンへのアプローチ

 

 

こちらのアプローチは、レキシコンというものに着目したアプローチです。

 

レキシコンとは、人間の脳内にある語彙の集まりのことを言います。

 

レキシコンは、言葉のプール(保管庫)のようなものだイメージして下さい。

 

私たちは「話すこと」をするとき、このレキシコンの中から必要な語彙を探し出し、言葉を紡いでいきます。

 

プレゼンなどの分野では、殆ど見掛ける機会がない言葉なのですが、重要なキーワードなので、ぜひ覚えておいていただきたいです。

 

 

いわゆる「言語化」のプロセスでは、このレキシコンが重要な役割を果たしています。

 

言語化の流れとして、レキシコンに着目すると、このようなフローがあります。

 

①脳内に、大量の語彙が保存されている(レキシコン)

②必要な言葉を、レキシコンの中から探し出す

③他の言葉と組み合わせて、文章を組み立てる

 

 

例えば、「日本で最も標高の高い山は何ですか?」と質問されたら、

 

「富士山」というキーワードが思い浮かぶと思います。

 

この場合、脳内の言葉の保管庫レキシコンのなかに、「富士山」が含まれていて、それを引っ張り出してきた、ということになります。

 

・・・

 

セリフが飛んでしまう本当の理由とは?

 

ただ、ここからが問題なのですが、厄介なことに、

 

このレキシコンというものは、常に自由に使いこなせるとは限らないのです。

 

これは飽くまで比喩なのですが、レキシコンには、次のように2つの状態があります。

 

◆レキシコンの状態

①スイッチがオンの状態
②スイッチがオフの状態

 

レキシコンとは、脳内に含まれる語彙の集まりのことでした。

 

プレゼンのように人前で話すことをするとき、私たちは

 

このレキシコンにアクセスして、必要な言葉を探し拾い上げないといけません。

 

これがスイッチがオンの状態では、意識はレキシコンにアクセスでき、様々な言葉をしっかりとピックアップしてこれます。

 

ところが、この意識レキシコンの繋がりが、途切れてしまうことがよく起こります。

 

これが、スイッチがオフの状態です。

 

この状態になると、「何も言葉が思い浮かばない」状態になってしまいます。

 

実は、プレゼンで言葉(セリフ)が飛んでしまう悩みの原因は、

 

自分の意識レキシコンとの接続が途切れて、アクセスできなくなってしまうことにある、と考えられるのです。

 

◆レキシコンの状態

スイッチがオンの状態➡意識と繋がりがあり、アクセスできる
スイッチがオフの状態➡意識との繋がりが途切れ、アクセスできない

 

・・・

 

セリフが飛ぶ悩みを解決するには?

 

人前で話すときの大きな悩みとして、「頭が真っ白になる」というものがあります。

 

これは心理的な混乱状態でもあるのですが、言語化のプロセスに焦点を当てると

 

同時に、意識レキシコンの繋がりが途切れてしまった状態とも考えられます。

 

だから、言葉が思い浮かばないようになる。

 

この問題の解決策はシンプルで、

 

意識レキシコンをしっかりと接続し、繋がりを途切れないようにする

=レキシコンにアクセスできる状態を保ち続ける

 

これがとても重要です。

 

・・・

 

※後日、追記予定です

 

 

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