人前で話すときの自信を、簡単に高める方法があります。
それは、あなたにとって「一番自信があるテーマ」について話すことです。
実はプレゼンにおける話し手の自信というのは、
その人が得意とするテーマを扱うか、苦手なテーマを扱うかと深く関係(相関)し、変動します。
※多くの場合、自信には心理的な課題も絡むため、実際にはもう少し事情が複雑になります。
自信というのは、基本的に相対的、または変動的なもので、置かれた環境・状況(シチュエーション)で変わりますよね。
プレゼンでも同様で、「何のテーマについて話すか」によって、話し手が自信を持てるか否か、どの程度自信をもって話せるかは左右されるのです。
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これは言い換えると、
実際にプレゼンテーションを行ったとき、どの程度自信をもって話せたかは、
そのテーマが話し手(あなた)にとって真に価値があるテーマかどうか
ということを判断するための指標(バロメーター)になる、ということでもあります。
もしあなたがスピーチやプレゼンを行うときにいつも「自信が持てない」と感じている場合、
そのテーマは、本来はあなたの一番得意なテーマではない可能性が高いです。
自信が持てないということは、そのテーマは、本当はあなたのテリトリーではないことを意味するので、
この場合、あなたが一番才能を発揮できて、自信をもって話すことができるテーマは、必ず別の場所にあるとイメージしてもらえたらと思います。
これは私も普段から意識していることなのですが、人前で話すときのテーマは、できる限り自分で決定し、
自分にとって、本来あまり重要ではないテーマについては、話すことを断るのが賢明です。
スピーチやプレゼンを行うときは、できる限り自分の専門領域にコミットしましょう!
※もちろん、学校や会社で発表やプレゼンを行う必要があり、自分で自由に話すテーマを決められないこともあると思います。この場合の対処方法は、別の記事でお話ししたいと思います。
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