プレゼンにおけるジェスチャーの効果的な上達方法まとめ

ジェスチャー

 

この数年ほど、ずっと話し方の悩みを解消するための研究を続けてきました。

 

もともと大きな障害があったため、とても時間が掛かってしまったのですが、

 

以前よりも少しは話す力を高めることができているのではないかと思います。

 

例えば、昔はプレゼン中に自分の考えをうまく言語化することができず落ち込むことがあったのですが、今では殆ど困ることがなくなったんです。

 

ただ、まだまだ課題が残っています。

 

いま私が一番気になっているのが、プレゼンテーションにおける非言語の部分なんです。

 

例えば、表情、姿勢、ジェスチャーなどですね。

 

特に、ジェスチャーは、プレゼンテーションの上達の過程で、最後の難関になるものではないでしょうか。

 

言語…言葉遣い/力強いメッセージを打ち出す/説得力のある話し方/スムーズな説明/などの言語化プロセス

非言語…姿勢、表情、ジェスチャーなどノンバーバルのスキル

 

 

このように、スピーチやプレゼンの能力は、大きく言語的なスキル/非言語的なスキルに分けることができると思います。

 

言語化プロセスを洗練させることも難しいと感じていましたが、ジェスチャーも同じかそれ以上に難しいと感じてしまいます。

 

今回は、私がジェスチャーについて研究する中で分かったことを少しシェアしたいと思います。

 

・・・

 

ジェスチャーを学べる動画

 

ジェスチャーについて考察する前に、私が参考にさせて頂いている方の動画をご紹介したいと思います。

 

ジェスチャーは視覚的な表現であるため、言葉だけで伝えることできないと思うので、先にイメージを共有させてください。

 

※人間行動学の世界的な権威として知られるジョン・F・ディマティーニ博士の動画です。

 

 

 

ジェスチャーの分類

 

プレゼンが上手な人の動画を見ながら分析してみると、

 

まずジェスチャーは、次のように大きく2つに分類して考えられることに気付きました。

 

①具体的な対象を指示・表現しないもの(指示しないジェスチャー)

②具体的な対象を指示・表現するもの(指示するジェスチャー)

 

この2つに区分できるのですが、両者はどんな違いがあるでしょうか?

 

・・・

 

①指示しないジェスチャー

これは具体的な対象を指示(表現)しないジェスチャーです。

 

明確な意味・カタチを表現する訳ではない、自然な身体の動きのことだと思ってください。

 

少し難しい言い方ですが、非指示的/非形成的/意味を持たない非言語の表現ということですね。

 

なぜ、この指示しないジェスチャーを先に書いたかというと、実は、プレゼンテーションにおいては、こちらの

 

意味を持たない・具体的な対象を表現しないジェスチャーがメインになる

 

と思われるからです。

 

この指示しないジェスチャーには、具体的な意味やカタチを表現しない代わりに、話のリズムやテンポを整えるという重要な役割があります。

 

一方で、、、

 

・・・

 

②指示するジェスチャー

これは具体的な指示対象があるジェスチャーのことです。

 

例えば、「三角形」「背が高い人」「怒った顔」など、これらはすべて身振り手振りで表現できますよね。

 

こちらの方が、ある意味で「ジェスチャー」という言葉からイメージしやすい表現だと思いますが、

 

ただ、プレゼンテーションにおいては、この身振り手振りで具体的な内容を伝えるジェスチャーは、飽くまでもサブ的で、補助的なポジションにあると考えられます。

 

なぜかというと、身振り手振りだけでは、決して表現できないものも多いからです。

 

例えば、

 

皆さんの目の前に、大きなビルが建っているとイメージして下さい

 

このように話すときは、「大きなビル」をジェスチャーで表すことは可能ですよね。

 

ところが、例えば、

 

人間は、生まれてから大人になるまでの過程で、沢山の言葉語彙を学びますが、それは心の中で心的な辞書(レキシコン)を形作ると考えられています。

 

このように話の内容が抽象的になるにつれて、もはや視覚的な表現であるジェスチャーでは限界があることに気づきます。

 

そうすると、先ほどの分け方で言うと

 

①指示しないジェスチャー➡プレゼンにおいてメインとなる表現。

②指示するジェスチャー➡プレゼンにおいてサブとなる表現。

 

このように整理できるのではないかと思います。

 

ジェスチャーは、文脈によって同じ手の形や身体の動きが別の意味を持つこともよくあり、また文化圏が異なればジェスチャーの持つ意味も変わるため、少し注意が必要なケースがあります。

 

 

具体的な事例

 

次の画像をご覧下さい。

 

 

この3枚の画像は、それぞれ数字の「2」「4」「5」を表しています。

 

このように、具体的に指示できる対象・内容があるジェスチャーを

指示するジェスチャー(指示的ジェスチャー)と呼んでいます。

 

上記のように、ジェスチャーでは具体的な対象を表現することもできますが、この表現できるものには限界があるため、

 

身体の動きではどうしても表現できない内容を話すシーンでは、指示しないジェスチャーが重要な役割を果たすと考えられます。

 

・・・

 

「指示しないジェスチャー」がスピーチの基本

 

指示する対象を持たないジェスチャーは、話す内容とは直接的に関係がないですが、

 

話すときの緩急・テンポ・リズムに連動し、調整するという重要な機能・役割を果たします。

 

通常のスピーチで使用する割合が多く、基盤になるのは指示しないジェスチャーなんですね。

 

例えば、私はプレゼンの中で哲学の概念をよく紹介しますが、抽象的な概念をそのまま身体の動きで表現することは難しいことが多いです。

 

このような抽象的なテーマについて扱うスピーチほど、単なる身振りで表せる内容は少なくなり、指示しないジェスチャーが基本になります。

 

・・・

 

以上の分類を踏まえたうえで、ジェスチャーの効果的な上達方法を考えてみたいと思います。

 

ジェスチャーの効果的な上達方法

 

現在、私が行っている練習方法が3つあります。

 

①パターン化

よく使う言葉や内容があれば、それを表現する身振り・手振りの型(パターン)を考えて、型(パターン)を作るようにしています。

 

先ほどの分類でいうと、指示するジェスチャーで表現できるものは、一つずつ考えて増やしていこうと考えています。

 

②モデリング

また、プレゼンが上手な人、特にジェスチャーがきれいな人をマネするようにしています。

 

ジェスチャーについては、一番効果的なのは、このモデリングだと思います。

 

私の場合は、プレゼンの方法だけでなく、ジェスチャーも、先程のディマティーニ博士の動画を参考にさせてもらっています。

 

こういう海外のプロの講演家の方でもいいですが、例えば、お笑い芸人さんとか、テレビに出てる方とかでもいいと思います。

 

というのも、正直に言うと、ジェスチャーは、その人のルックス的な才能も大いに関係してくるからです。

 

残酷な現実ですが…笑

 

自分にできる範囲で、できる限り洗練された雰囲気が出せるように頑張りたいです。

 

 

③客観的に見直す

最後に、とても重要だと思うのが、自分の姿をビデオで撮影してチェックすることです。

 

面倒に感じることもあるし、結構大変なんですが、、、本当に重要です。

 

表情や姿勢、ジェスチャーは、自分では自然にできていると思っていても、客観的に見てみると不自然だったりすることがよくあります。

 

あと、ジェスチャー以前に、見た目や話し方が気持ち悪いと思うこともよくあります笑

 

もちろん、頑張っても限界はあるんですが、こうした部分をある程度厳しくチェックするのが理想的かなと思います。

 

・・・

 

最後に

 

今回は、スピーチやプレゼン中で大事なジェスチャーについて考えてみました。

 

改めて考察すると、なかなか奥が深いと思うし、結構難易度が高いと思いませんか。

 

今回は、基本の考え方の紹介だけになってしまいましたが、私のスピーチ・プレゼン講座ではさらに詳細にジェスチャーの習得方法をお伝えしていきます。

 

ご興味ある方はぜひご参加ください。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました