リーダーシップを発揮するための5つの要素

影響力&リーダーシップ

 

『Value Factor』(ヴァリュー・ファクター)という、人間行動学の世界的な権威として知られるジョン・F・ディマティーニ博士の著作があります。

 

日本では『Dr.ディマティーニの最高の自分が見つかる授業』というタイトルで邦訳の書籍が出版されています。

 

 

以前、この著作の後半部分で、リーダーシップを発揮するために大事な5つの要素というのを学びました。

 

この中にスピーチの話が少し出てくるので、ご紹介したいと思います。

 

・・・

 

リーダーシップの5要素

 

リーダーシップを発揮するために重要なことって何でしょうか。

 

ディマティーニ博士によると、5つの要素があるそうです。

 

これらは、共通のイニシャルから「リーダーシップの5つのS」と呼ばれています。

 

1.専門知識(Specialized knowledge)

2.サービス(Service)

3.セールス(Sales)

4.貯蓄(Savings)

5.スピーチ(Speech)

 

あなたは、これらの要素を見て特にどれが大事だと思いますか?

 

これらの5つの要素のうち、まず貯蓄を除いた①専門知識②サービス③セールス⑤スピーチについて考えてみると、

 

この⑤のスピーチは、ほかのすべての要素を包括できるものだと思います。

 

まずリーダーシップを発揮するための大事な要素として、専門知識が挙げられていますが、これはスピーチやプレゼンにおいて重要な役割を果たすでしょう。

 

さらに、リーダーシップはこの社会に何か価値あるものを提供することと関係するため、サービスを持つことも重要だと書かれていますが、

 

スピーチを通じて自分のサービスの存在を人に伝えることも可能だと思います。

 

またリーダーシップの条件には、セールス(=売ること)という項目も含まれていますが、スピーチでは、もちろんセールスをすることが可能ですね。

 

これらの要素はスピーチに深く関係しますが、残りの貯蓄も、やはりスピーチと結びつけることができます。

 

影響力は、貯蓄額に比例して大きくなるため、リーダーシップを発揮するには、貯蓄の習慣も重要だと書かれていますが、

 

スピーチは収入に直結する可能性が高い最も強力なスキルであり、最終的に貯蓄をすることにも繋がると考えられるでしょう。

 

このように考えると、「スピーチ」は、リーダーシップのすべての要素に繋がる重要な技術として考えられるのではないかと思います。

 

スピーチの技術は、リーダーシップに不可欠な要素をすべて包括し、ほかの要素を自然と満たしてくれるものなんですね。

 

そのため、私はこの五つの要素の中で、特に「スピーチ」を重視するようになりました。

 

このサイトの運営を始めたのは、スピーチやプレゼンの重要性に気付いたにもかかわらず、まったく上手に話すことができなかったことがきっかけでした。

 

恐らく、貯蓄の習慣を大事にしながら、スピーチの上達を目指すことが、リーダーシップの発揮、影響力の拡大には最も効果的ではないかと思います。

 

かなり時間が掛かると思いますが、自分なりにスピーチの練習を続けたいと思います。

 

これから人前で話す力を高めたいという方、私も全く同じですので、ぜひ一緒に練習していきましょう。

 

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