【メッセージ核】スピーチの最も重要な要素とは?

フェーズⅡ

 

こんにちは、馬渕です。

 

ここではスピーチを構成する文章の持つ特性について考え、さらに

 

スピーチの構造・構成を理解するうえで重要な【メッセージ核】という概念を紹介します。

 

この【メッセージ核】の概念を中心としてスピーチを捉え直すことで、

 

●人前で話すと頭が真っ白になってしまう

●スピーチの構成をうまく組み立てられない

●スピ―チで何を話せばいいか分からない

etc…

 

スピーチに関するこのような悩みを解消することに繋がるので、是非読んでみて下さい。

 

スピーチのテキストが持つ特性

 

私たちがスピーチの中で話す言葉・文章(テキスト)の全体をとし、

このテキストを構成する個々の文章をt₀~tnとしましょう。

 

すると、スピーチの冒頭から終わりまでを次のように表現することができます。

 

T={ t₀ , t₁ , t₂ , t₃ , … tn 

 

スピーチの冒頭(t₀)から終わり(tn)までをこのように並べてみると、スピーチを構成する各文章同士が持つ関係性が見えてきます。

 

 

 

スピーチ中のある部分で使う言葉・表現は、その他の部分の言葉・表現に影響を与え、制限を加えます。

 

スピーチで話される言葉同士は、お互いに表現を規定し合っている(相互的な表現の規定性)のです。

 

例えば、スピーチの冒頭部分は、その後の話の展開に影響を与えます。

(t₀ → t₁、t₂…)

 

このようにして、スピーチにおける言葉・文章(テキスト)は、相互に影響を与え合い全体が統一されたものになっています。

 

スピーチの構成を冒頭から考えない方がいい理由

 

どんなスピーチであれ、必ず「冒頭の言葉から話し始めなければならない」訳ですが、

 

スピーチの全体の構成を考えると、冒頭の言葉から考えていくのは、決して得策ではありません。

 

というのも、スピーチの冒頭から構成を考えていくと、冒頭からドミノ倒しのように表現が規定されて進んでいってしまうからです。

 

 

 

この場合、自分が一番伝えたいメッセージが曖昧なままスピーチが進む可能性が高くなり、「何が伝えたいかよく分からない」話し方になってしまいます。

 

・・・

 

私も以前、スピーチやプレゼンの構成を決めるとき、惰性で冒頭から考えてしまっていたのですが、やはり上手く話を組み立てられないことが多かったです。

 

冒頭の台詞から考えると、スピーチの帰結・結論や自分が言いたいこと(メッセージ)とズレが生じ、「何を伝えたいのかよく分からない」話し方になってしまうのです。

 

スピーチを構成する各々の言葉や表現は、役割・機能や重要度の違いがある、ということに気付いてから、構成を考えるときに順番を意識するようになりました。

 

 

メッセージの重要性

 

スピーチを構成する各文章のなかで、最も重要なのはメッセージです。

 

このメッセージこそが、スピーチの心臓部であり、スピーチの他の部分に最も強い影響を与える要素です。

 

そのため、まず最初にメッセージを明確にすることが、スピーチの構成を論理的で一貫性のあるものにするために重要です。

 

「メッセージはスピーチの中心であり、核である」

 

当サイトでは、この点を意識するために、

 

スピーチの中で「最も強調したい主張、結論、メッセージ等」を総称してメッセージ核(Message Core)と呼んでいます。

 

そのうえで、「スピーチは、メッセージ核を中心に据えた統一体である」と考えます。

 

 

 

【メッセージ核】は、その他のすべての部分(テキスト)に影響を与え、表現を規定することによって、スピーチ全体を有機的に結び付け、再構成します。

 

【メッセージ核】からスピーチを再構成する

 

【メッセージ核】の考え方は、スピーチにおける話し方の改善に多大な恩恵を齎してくれます。

 

【メッセージ核】の概念は、まず自分のスピーチ全体の構成を明確に把握し、曖昧な表現をなくすうえで役立ちますが、このことが

 

「言葉・表現が思い浮かばない」

「スピーチ中に頭が真っ白になる」

「何を、どのような順番で話せばよいかわからない」

 

スピーチにおけるこうした問題を解消することに繋がるのです。

 

最後に

 

「スピーチの中で一番大事なのはメッセージだ」

 

これは殆どの人が感覚的に理解できていることですが、スピーチの中で実際に上手に表現することは難しいかもしれません。

 

ただ、メッセージ核の考え方を掴むことは、人前での話し方をより良くすることに確実に役に立つと思います。

 

少しでもご参考になれば嬉しいです。

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