今回は、喉が締まらない話し方をするためのおすすめの考え方をご紹介します。
この考え方は、喉が締まる悩み以外に、呼吸が浅い・息が続かないなどの問題にも役に立つので、ぜひご参考下さい。
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自分に合うステップ(ルーティン)を確立しよう
喉声になる/喉が締まってしまう/話していると息が苦しくなる、などの悩みをお持ちの方には、
自分に合う喉が締まらないステップ(ルーティン)を確立する
という考え方がとてもおすすめです。
これはどういうことかというと、
朝起きてから、
(※実際の発表やプレゼンの機会が控えている場合、その時間になるまでに、)
何をどの順番ですると喉が締まらなくなるのか、細分化した項目をリスト化して、フローを作成しておく
ということです。
つまり、メニューを作成する、ということですね。
そして同時に、何をすると喉が締まってしまうのかも、しっかりと把握してチェックリストを作成しておきます。
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なぜ、ステップを確立することが重要なのかというと、再現性を確保できるからです。
このステップを踏めば、ほぼ喉が締まらない良い発声ができる、
という一連の行動リストを自分の中で作れると、
大事な発表やプレゼンの前などで、喉が締まらない状態・話し方を再現できますよね。
このステップが曖昧で、確立できていないと、その日の発声がうまくいくかどうかが、もしかすると運任せになってしまうかもしれません。
私は、色々な要素が複合していてすごく喉が締まりやすいタイプなので、
これさえやれば、かなりの確率で喉が締まらない話し方ができる、という明確なステップを作ることがどうしても必須でした。
なので、私と同じで、もしあなたが非常に喉が締まりやすくて困っている、という場合は、あなたに合う明確なステップを確立することがおすすめです。
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私の場合
以下に、私が実際に行っているステップを書き出してみました。
呼吸・発声・話し方については、どういうメニューに取り組めばいいかは、多少は個人差があるかもしれません。
なので、飽くまでイメージとして読んでもらえたらと思います。
◆私の場合
◆ステップ0.睡眠~起床
・十分な睡眠をとる。
喉の詰まり感や、喉の筋肉の緊張をなくして、喉の調子をリセットする。
◆ステップ1.ヨガ・ストレッチ
・全身のストレッチ➡上半身、下半身の一連のストレッチをします。
・部分のストレッチ➡特に、舌、首や喉のストレッチを入念に行います。
◆ステップ2.呼吸法
・腹式呼吸&横隔膜➡お腹の動きと呼吸を連動させる。肩が上がる呼吸や、胸式の呼吸にならないように、お腹の動きと胸・肩を切り離すイメージ。
◆ステップ3.発声法
・ハミング…まずは身体に響かせることを意識する。いきなり口を開けて発声をすると、(私の場合)すぐに喉声になってしまうので注意する。
・共鳴…トーンを上げたり下げたりしながら、胸郭共鳴、鼻腔共鳴をする
・口開け…共鳴を意識しながら、少しずつ口を開けて発声する
・喉開け…喉を開けて発声する
など。
◆ステップ4.パターンの確認
・プレゼンの流れ確認➡その日のプレゼンの流れを確認する。
・パターン確認➡プレゼンで必ず使うパターンがあるので確認する。
・姿勢の確認➡椅子に座った状態で、呼吸・発声をもう一度確認する。
声を出すとき、必ず顎を引いた状態にする。
◆その他ステップ.食事の摂り方
・そもそも食べない(軽い断食)➡私の場合、お腹がいっぱいになると呼吸が浅くなる・発声がうまくできなくなるため
・食事をとる場合➡お米、その他糖質系は食べない
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私の場合は、こんな感じで、明確なステップがあります。
このメニューをこなすと、喉が締まらずに話すことができるんです。
因みに、私は本当に喉が締まりやすいので、このステップから少しでも外れると、悲惨な結果になります。
全部は書きませんが、こんな感じです。
睡眠不足➡喉が締まり失敗
疲労の蓄積➡喉が締まり失敗
ストレッチをしない➡喉が締まり失敗
呼吸の確認をしない➡喉が締まり失敗
共鳴ができていない➡喉が締まり失敗
食事を摂る➡喉が締まり失敗
姿勢が悪い➡喉が締まり失敗
etc…
あまりにも喉が締まりやすいので、上記のフローをかなり慎重に進めながら、メニューを実践しなければいけません。
でも、ある程度明確なリストがあるので、これに従っていれば喉が良い状態を確保できるようになっています。
このメニュー作成は、再現性があることが何より重要です。
これされやればほぼ確実に喉の調子を整えられるのが、最大のメリットですね。
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最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでもご参考になれば嬉しいです。
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