話すときに喉が締まってしまう原因のリスト(追記・修正中)

呼吸法/発声法/話し方の改善

 

呼吸・発声に関する大きな悩みの一つとして、「喉が締まってしまう」という問題があると思います。

 

人前で話すシーンや、日常会話のシーンでも、喉の問題でお悩みの方は多いのではないでしょうか。

 

昔から、私も「良い発声」をすることがとても苦手で、いつもすぐに喉が絞まってしまうため、困っていました。

 

現在でも、油断するとすぐに無意識に喉を締めた発声になってしまいます。

 

どうすれば、喉が締まらない自然でよく通る発声ができるでしょうか。

 

私はこの問題とは長く付き合っていますが、経験上、単独のアプローチだけでは解決できなかったので、

 

できる限り総合的なアプローチをとることが大事だと感じています。

 

ここでは喉が締まってしまう悩みについて全体像を把握するため、網羅的にポイントを確認したいと思います。

 

少しでもご参考になれば嬉しいです。

 

・・・

 

喉が締まる原因のリスト

 

以下に、発声時に喉が締まる原因を挙げてみました。

 

この原因には、直接的な原因だけでなく、間接的な原因も含まれます。

 

◆喉が締まる主な原因のリスト

◆身体の使い方の問題

・呼吸の浅さ

・姿勢が悪い
・筋肉が緊張している

・発声の癖、筋肉の使い方

—————————–

◆心理的な問題

・過緊張など

・ストレス

・深い思考(内省的、内向的な思考)

—————————–
◆生活・習慣系

・睡眠不足

・食事

・疲労

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◆生活・環境系

家庭環境、職場環境など

 

 

◆身体の使い方の問題

・呼吸が浅い

呼吸が浅くなると、十分な空気を肺に取り込めず、発声に必要な圧力が不足します。

その結果、喉だけで声を出そうとし、声帯周辺に無理な力が入りやすくなり、「締まる」感覚になります。

 

・姿勢が悪い

猫背や首が前に出た姿勢では、気道が狭くなり、呼吸も浅くなります。また、喉周辺の筋肉が不自然に緊張するため、声が通りにくくなり、締めつけるような感覚を生みます。

 

・筋肉が緊張している

特に首や肩、顎周りの筋肉が緊張していると、喉の自由な動きを妨げます。このような緊張状態では、リラックスした自然な発声ができず、喉が「詰まる」「締まる」と感じる原因になります。

 

・発声の癖、筋肉の使い方

声を出すときに、喉を閉めるようなクセがついていると、無意識のうちに喉に負担をかけてしまいます。

例えば、胸や喉に力を入れて声を出す人は、腹式呼吸が使えず、喉への負担が大きくなります。

 

◆心理的な問題

・過緊張などプレゼンなどの場面では、緊張によって交感神経が優位になり、筋肉が硬直します。とくに喉周辺の筋肉が緊張すると、自然な声が出しにくくなり、締まる感覚が出てきます。

 

・ストレス慢性的なストレスは、無意識の身体の緊張や呼吸の乱れを引き起こします。これにより、喉にも影響が出て、声の出しにくさや締めつけ感につながります。

 

・深い思考

(内省的、内向的な思考)

頭の中で思考が過剰に働いていると、身体への意識が薄れ、呼吸が浅くなる傾向があります。内向的な人は、周囲の反応を気にしすぎるあまり、声を抑えようとし、喉を締めるような発声になりがちです。

 

◆生活・習慣系

・睡眠不足

睡眠不足は身体全体の疲労回復を妨げ、筋肉の緊張や呼吸の乱れを引き起こします。これにより、発声に必要なエネルギーが不足し、喉の締まりを感じやすくなります。

 

・食事の摂り方

どのような食事を摂るかによって、喉の状態が大きく変わってしまう経験をしたことはありませんか?

 

例えば、私のケースなのですが、食べてしまうとかなりの確率で嗄声(かすれた声)になってしまう食べ物が、だいぶ明確になっています。

 

空腹や消化不良の状態では、自律神経が乱れやすく、呼吸や筋肉の状態に悪影響を及ぼします。

 

また、発声前の食べ過ぎも喉や横隔膜の自由な動きを妨げます。

 

 

・疲労がたまっている

肉体的・精神的な疲労が蓄積すると、筋肉のバランスが崩れ、姿勢や呼吸が悪くなります。これが喉への余計な負担となり、「締まり」を感じる原因になります。

 

補足:

これらの要因は、単独でなく複合的に絡み合っている場合が多いため、自分にとってどの要素が強く影響しているのかを見極めることが大切です。

 

 

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