こんにちは、馬渕です。
プレゼンをするとき、自信や確信をもって話せるようになるためには、「自己理解の深さ」がとても重要です。
実は、自己理解の深さと、人前で話す力は、ある程度比例していて、
自分のことを深く知るほど、人前で話す力を高めることができるのです。
これはなぜかというと、私たちは「自分の内側にあるもの」しか外側に出すことができず、人に届けることができないからです。
そのため、あなたの内側にあるものを明確にできていると、それを言葉にすることができる、という仕組みになっています。
プレゼンにおける自己理解には、主にこのような内容が含まれます。
・自分(あなた)は何者なのか?
・人生の目的(ミッション)は何か?
・自分(あなた)は何の専門家であるのか?
・プレゼンで伝えたい結論・メッセージは何か?
・どのようなテーマの問題の解決をしたい/できるか?
・どのような問題の解決策&アプローチを提供できるか?
これらの項目があなたの中でハッキリしていればいるほど、自信をもって話すことができます。
あなたは、自分自身への理解度に、どれくらい自信をお持ちでしょうか。
プレゼンの上達方法を考えた場合、もちろん技術的な練習もとても大事なのですが、
長期的な視点で考えると、やはりこの自己理解を深めるプロセスがどうしても欠かせません。
※一人で自己理解を深めることに取り組むと、時間が掛かる可能性が高いため、本気でやる場合コーチなどの専門家に相談することをおすすめします。
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ここからは、「自分への理解を深めること」がプレゼンを実践するなかで具体的にどう関係するかを、少しだけお話ししたいと思います。
先ほどの項目のなかで、プレゼンの構成にダイレクトに影響するのが、次の2つです。
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①結論・メッセージ部分
②問題の解決策&アプローチ方法
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まずプレゼンでは、必ず話し手が伝えたい内容を言語化して提示する必要があるので、①結論・メッセージ部分の要素は不可欠だと言えます。
次に、プレゼンは、他人や社会が抱える問題の解決をサポートする活動でもあるため、できる限り力強く②問題の解決策&アプローチ方法を提示することも重要になります。
①と②の要素を明確にすることによって、プレゼンのクオリティーにかかわる論理性・一貫性・説得性を確保することができます。
このように、プレゼンテーションの核となるのは、話し手(あなた)の内側にある固有の(オリジナルな)何かなんですね。
長期的に、プレゼンの練習を続けていきたい方は、この「自己理解を深めること」を特に意識していただけたらと思います。
少しでもご参考になれば嬉しいです。
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